2012/04/28(土)、29(日)竹島(鹿児島郡三島村) 移動 (付録 指宿市プチ運用)
2012-04-30
2012年度限定「鹿児島SHIMAプロジェクト」は鹿児島郡三島村(竹島)からスタートしました。三島村について少し触れておきたいと思います。
三島村はその名のとおり3つの島(竹島、硫黄島、黒島)からなり、九州南端から南西にのびる南西諸島の最北部に位置します。
今回運用を行った竹島は鹿児島港からフェリーで約3時間、鹿児島市に一番近い島です。人口は80人ほどです。
今回の移動運用は
①鹿児島県でも移動運用の少ない鹿児島郡のサービス(特にHB)
②K2IXQ局との7MHz CWによるWAGA支援
③50MHz 三島村リクエストに応えること
が主な目的でした。
短時間ですが6mのopenにも恵まれ、無事すべての目的を達成することができました。
阿久根市からフェリー乗船時間を含めても6時間でいくことができ、そんなに難しい移動地ではないというのが運用後の印象です。
鹿児島県鹿児島郡三島村(竹島):4/28(土)13:00~4/29(日)10:43@みしまむらふれあい広場


Freq 1.9 3.5 7 10 14 18 21 24 28 50
CW(SSB)4 9 87(3)110 83 45 35 23 20 20(23)
写真右: 帰りの乗船前にモビホでしつこくQRV、これが当たった!
鹿児島港の待合所で西側のオンボ崎公園がいいのではないかと教えてもらったので、まずそこを目指しました。
現場に行ってみると駐車場、トイレ、水道完備で車中泊するにも困らなそうです。しかし北東方向に少し高い斜面があり、
6mのロケとしては少し不満でした。そこで港方向に引き返すと途中に広い空き地を発見。ロケハンすることにしました。
電線が多少気になりましたが、先ほどのところよりも良さそうです。近くにあるのは体育館なのか水道もあります。
ここで運用することにしました。さてアンテナ設営をはじめるかと思っていたところに突然電話が・・・
6mでアクティブなJJA局からでした。Esが出てるので場所はどこでもいいから早くアンテナをあげろとの情報。
急いでアンテナをあげるとcondxは落ち気味でしたがまだ1エリアビーコンが聞こえます。6mからQRVしました。
早速TSG局からコールがあり6mリアルタイム情報にものせていただいたようです。
とりあえずEsで30局ほどQSOすることができました(JJAさん info tnx)
少し落ちついたところでHBへ移りました。
28→24→21→18→14→10と運用。10MHz運用の頃には17:30を過ぎていましたがパイルが収束しません。
K2IXQ局とのSKDが気になり始めました。すると17:49になんとK2IXQ局が10MHzで呼んできたのです。これには少し驚くとともに7MHzにQRVするのを待ってるんだろうなぁ~と。
約束の18:00(JST)になったのであらかじめ伝えてあった7.007MHzでK2IXQ指定呼び出しを始めました。
いつもすぐ応答があるのに今回はありません。東海岸まで電波は届いていないのか・・・
しばらくすると応答がありました。
残るは6エリアの局からリクエストがあった50MHz 三島村サービスです。
339カスカスNetを通じて待機していることがわかったので50.153でCW CQing。
20:34にコールがあり519/559で交信成立。信号が弱かったのでとてもSSBでの交信は無理でしたが、2時間後に51/51でSSBの交信もできました。
21:00からはALL JAが始まりましたが、6mも特段聞こえませんでした。
日付がかわる前に運用を終了し仮眠、翌日は4:30から運用開始。運用予定の9:30頃まではHBのcondxもパッとせず鹿児島郡の運用は終了。撤収し竹島港へと向かいます。手続きを済ませると乗船まで30分ほど時間がありました。
少しでも電波を出そうとモビホを展開。なんとEsがでており21局にHBのサービスをすることができました。



左 : 車ごと乗船する人は少ないようです。
中 : 竹島港に接岸したフェリー
右 : 無事運用終了し竹島をあとにします(右に見えるのは硫黄島)
鹿児島に戻ったあと指宿市に向かい、道の駅いぶすきでモビホによるプチ運用を行いました。


Total QSO : 77
Freq 10 14 18 21 24 28
CW 13 23 10 13 10 8
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