50W運用実現! MFJ-902B 試運用
2018-12-31
鹿児島赴任から常置場所に戻ってきて約二年。常置場所はマンション二階、以前はベランダにアンテナを数本取付け各バンドに出ていました。
現在は、5.4m釣竿に約6mのビニール線をはわせ、Elecraft T1でチューニングをとって運用。
カウンターポイズは10m 1本をベランダに適当に広げてます。
T1主な仕様
種 類 : オートアンテナチューナ
重 量 : 約140g
周波数範囲 : 1.8~54MHz
最大入力電力 : SSB/CW 20W、 デジタル/FM/AM 10W
最大入力電力を除けば、必要な条件が揃ってます。(私にとってですけど・・・)
自己責任で30~40W入れて使うこともありますが、本当に入力電力だけ悔やまれます。
固定から50W運用がしたい。
そんな理由から以前から狙いをつけていたのがMFJ-902B。
MFJ-902B主な仕様
種 類 : マニュアルアンテナチューナ
重 量 : 約400g
周波数範囲 : 3.5~30MHz、50MHz
耐入力 : CW 75W、 SSB 150WPEP
今年のハムフェアで注文し、3ヶ月かかって11月下旬に到着。
周波数範囲は3.5~50MHz、トップバンドは範囲外ですが、耐入力 CW 75W、SSB 150W。
仕様はOKですが、マニュアルチューナで表示器類もなく・・・。
マニュアルチューナ使うのも初めてなので、多少不安がありましたが試してみなければわかりません。
年末年始休みに入ったので、大晦日の今日 調整とデータ取り。
結果、
3.5MHzのみ50W出力で試運用。1時間ほどCQを出して26QSO、まずまずの成果でした。
ハイバンド試運用は来年春、24MHzの解析もこれからやってなんとか使えるようにしたいものです。
本日の運用システム
左の赤いものは、3,5MHz用短縮コイルです。
パドルは、CQ ham radioオリジナル 小型パドルGemini。
感触がふにゃっとしてて時々、符号がメロメロ状態。呼んで頂いた方に、何度も送り直す場面も。

50W設定で、バッチリ50W出てます!

<備忘録>
1.MFJ-902B使用しての調整方法
(1)ANT:0、TRANSMITTER:5設定 (初期値)
(2)CW信号送出し、反射波が最低となるINDUCTANCEのポジションをみつける。
(3)TRANSMITTERを時計方向または反時計方向に回し、反射波が最低となる数値をみつける。
(4)必要に応じてANT:0の位置も僅かに変更する。
(5)(3)(4)の繰り返し。
*常置場所の環境では、ANT:ほぼ0で最良ポイントが発見できた。
*24MHz帯は、調整段階で無線機SWRメータが2.0程度を示すものの、
10W以上の設定でパワーを出すとHI - SWR表示される。
→2019年1月3日 再調整実施し、良好な結果を得ました(24/28運用時は、1m追加)。
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